撮り鉄 in バンコク 2019 ④
4日目は日がだいぶ上に昇ったくらいの時間にサムセン駅へ。
撮ってると後方から軌道バイクがやってきた。
しかも寝台特急(おそらくトラン発・2時間延)に追われている。
どういった方法で安全確保をしているのかは知らないが、とにかくめっちゃ慌て気味に目の前を通り過ぎていった。
サムセンを撤収し、バスを乗り継いでファランポーンへ。
昼も過ぎたのでファランポーン駅東側の路地を入ったところにある食堂でカオカームー。
八角の効いた甘めの濃い味付けが非常にดี(でぃー)い。コーラ付きで確か60THBというのもดีい。
食べ終えると、ファランポーンから停まっていた鈍行に飛び乗りバンスーへ。
この気だるげな雰囲気は何回乗ってもたまらない。
しかしこうして画面を眺めている分には良いが、実際乗っていると非空調の車内に長時間はしんどいもの。
この空気を体感するだけなら、ファランポーン~バンスーくらいが丁度良いのかもしれない。
ほんの20分ほどでバンスー到了。
次にくる頃には大変化を遂げているかもしれない。
そうなる前にまた来たいものである。てか来る。
諸準備の後、暗くなった頃にファランポーンへ。
収めたかったものを収めた。
どこを取ってもタイっぽさ全開でたいへんดีい。
またすぐ来るぞ、と心とラーマ5世の肖像画に誓ったね。
この旅行にはきちんとオチがついた。
この後ドンムアンまで鈍行で行こうと思っていたが、これがまた大遅延。
結局定刻を20分過ぎても入線して来ず、急いで駅前のタクシープールからぼったくりタクシーを引き当てドンムアンへ急かし、なんとかギリギリで成田行きのスクートに間に合った。
何があってもドンムアンまで国鉄で行こう、なんてことを考えてはいけないことを思い知った。ほんとダメ。
おしまい。
撮り鉄 in バンコク 2019 ③
3日目もオレンジフラッグに乗り、Wat Soi Thong Pierへ。
寺院の間の路地を抜け、少し歩いたラーマ6世鉄橋で撮影。
ハジャイからの特急があまりに遅れるんで、もう一生来ないのかもとか思った。クソ暑いし何度帰ろうかと思ったことか。
結局100分延で通過し、首筋が日焼けでチリチリ。
ここを通る旅客列車は夕方まで無いので撤収。
桟橋にはお馴染み昼寝犬。
このクソみたいな暑さには犬とて敵わないのである。
またもオレンジフラッグでファランポーン駅へ。
結構有名な話かもしれないが、ファランポーン駅の12番ホームには駅ナカ(?)の床屋があって、ディーゼルカーの排気ガス臭い中、ひっきりなしにやってくる客の髪をチョキチョキやっている。
まあ考えてみれば京急品川の2番ホームにある「QBハウス」と同じようなものだろうか。
こうしているうちにも客車鈍行が駅を出て行く。
バンスー新駅が完成すればファランポーン駅は博物館になってしまうらしいので、今のうちに撮れるものは撮っておきたいもの。
オチが思い浮かばないのでファランポーン駅構内のフードコートのカオマンガイを置いとく。
食券をカウンターで購入し、カオマンガイコーナーのやる気の無さそうなオバちゃんに渡すのだが、これが結構美味い。駅構内にしては。
便利なのでファランポーンを訪れた際には是非とも。
撮り鉄 in バンコク 2019 ②
サワディーサワディー。
2日目はファランポーン駅から少し歩いたところにあるMarine Dept Pierからオレンジフラッグの船で日本の蒸機がいるトンブリーの機関庫へ。
これがまたワイルドで面白い運航の仕方をしてたので動画を投げといた。
20分くらいでThonburi Railway Pierへ。
桟橋の名前の通りすぐ近くにトンブリー駅があるので、その裏側の機関区を覗く。
いたいた。
26日の鉄道記念日に臨時で動くことになってたんで多分準備かなんかをやっていると予想していたのだが、機関車に火は入ってないものの何かやってる模様。
近くにいた服務員に
「Sawadee! Picture okey?」
と尋ねたところ、面倒そうに手招きをしてくれたので堂々と敷地へ入る。
しばらくするとDLが近付き、入換作業を始めた。
格好良い!
自走ではないものの、朝からアホみたいに暑い日差しの下、椰子の木の横で撮る蒸機はやはり良いもの。
庫内でも撮影させてもらった。
これから動くこともなさそうだったのでトンブリーを後にし、近くの停留所からバスに揺られ、
MRTと国鉄の二等車を乗り継ぎ、
線路脇へ。
てかめっちゃ暑い。タイの3月めっちゃ暑い。
夏と比べて天気は割と安定してるんで助かるが、しかしとにかく暑い。
もうすでに日焼けして首筋ピリピリしてるし。
これで被写体が大遅延でもしたら……と心配するが、それは杞憂に終わった。
大汗を流しつつアユタヤ駅へ戻ると、保線車両が本線を入換していた。
冷房付きの特急列車が定刻(20分延)で来たので快適にファランポーンへと戻った。