イスファハーンは世界の半分

でんちゃっちゃ旅行の記録

西欧鉄道旅行 2019 ③

3日目の9/4は朝から地下鉄でサン・ロレンツォ・マッジョーレ大聖堂へ向かう。

f:id:KaorouDaily:20191117210531j:plain

ミラノ公共交通の一日券

地下鉄の駅にある売店で立ち番のおじさんから買う。券売機で売ればいいのでは?とは思ったがそこは色々あるのだろう。

10分くらいで降りて20分くらい歩きヨーロッパ風の門をくぐるとサン・ロレンツォ・マッジョーレ大聖堂の立派な正面が見えてくる。

f:id:KaorouDaily:20191117213624j:plain

この教会はカトリックの歴史あるものらしいが、訪れたのは朝9時過ぎ。観光客も見当たらないが内部へ繋がる扉は開いていて、誰もいない礼拝堂を眺めることができた。

f:id:KaorouDaily:20191117212223j:plain

f:id:KaorouDaily:20191117212252j:plain

高いドームにオルガン、立像、壁画、蝋燭の光……とカトリックのスターターセットに感激してしまった。絢爛豪華とまではいかないが、プロテスタントの教会にしか入ったことのない人間にとってはなかなか新鮮なものである。

f:id:KaorouDaily:20191117213150j:plain

小礼拝堂のサイゼリヤ天井

教会の天井画なんて見たことがないのでどれもこれもサイゼリヤの天井に見える。

撮影代ということで何ユーロかを寄付箱に入れ表へ出る。

 

ここの表には古代ローマが建てたとかいう列柱があり、すぐ脇を走るトラムと絡めて激渋写真を収めることができる。

f:id:KaorouDaily:20191117213804j:plain

f:id:KaorouDaily:20191117213900j:plain

こんなとんでもない建築がそこらにある環境すげぇな。

 

早々に引き上げトラムでヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアへ。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世といえば世界史の教科書でおなじみの「テアーノの会見」の絵画の右側の人である。世界史ヲタクとしては興奮せざるをえない。

f:id:KaorouDaily:20191117222226j:plain

カラスとアーチで構成されるドームはさすがの19世紀イタリア建築といった風情(建築に疎いのでよく分からんが)。

しかし観光客が多くてどうにもならない。店舗は高級ブランドショップばかりではした金も持たない庶民が行っても何を買うということもない。

もっと庶民的な買い物をすべく「ペネロペ」とかいうフリーマーケットを探してトラムで向かい、Google mapと見比べてそれを探すがどうしても見つからずとりあえずその辺のカフェでパスタとオレンジジュースとしゃれ込む。

f:id:KaorouDaily:20191117223341j:plain

パスタの味は普通。麺がエラくフィットチーネなくらいで特筆すべきこともない。

ジュースは酸味が強くいかにも海外のフレッシュジュースといった味でなかなかボーノだった。

フリーマーケットはおそらく一生見つからないので諦め、ちょうど近くのトラムの軌道が緑化されていて綺麗なので撮り鉄することにした。

 

f:id:KaorouDaily:20191124125242j:plain

f:id:KaorouDaily:20191124125312j:plain

めちゃおしゃれ。

その後はトラムに乗っかりポルタ・ガリバルディ駅西側の跨線橋へ。

f:id:KaorouDaily:20191124125750j:plain

f:id:KaorouDaily:20191124130039j:plain

跨線橋の上ではトラムを撮れるが前後の交差点の信号設定が絶妙でもれなくお洒落なイタリア車や日本車を絡めて撮れてしまうというおまけ付き。

f:id:KaorouDaily:20191124130431j:plain

f:id:KaorouDaily:20191124130502j:plain
仕方がないので手前側の交差点で撮ることに。

ここなら辛うじて手前被りすることが避けられる。

その後はミラノ公共交通を乗り回すなどしているうちに夕食の時間。

中央駅前のイタリア料理屋でミラノ最後の晩餐とした。

f:id:KaorouDaily:20191126215731j:plain

ポークとポテト、生ハムとメロン、白身魚、それからブルジョワ白ワイン

f:id:KaorouDaily:20191126221710j:plain

チーズの盛り合わせ

どの料理もレベルが高くさすがに駅前一等地のレストランというところ。

特にヨーロッパのチーズ特有のこの濃厚さね。ワインが進む進む。

翌日も朝からの移動となるのでストレートでホテルへと帰り、早々に就寝とした。

 

f:id:KaorouDaily:20191126230256j:plain

ホテル

ちなみに中央駅前のホテルに宿泊したが、すぐそばの道路の超絶浅いところを地下鉄が走っていて深夜12時頃まで上下線3分くらいおきに轟音と振動が部屋に響くというオマケ付きで、都市交通ヲタクにはたまらないホテルだった。

でもクソ疲れてたんですぐ眠れたよ。