ミャンマー・バガンの床屋で髪を切った話
旅行をしていると、ふとした瞬間に髪を切りたくなることがあると思う。
今回(2月上旬)はミャンマー・バガン滞在中に突然そんな気分になり床屋へ行ってきた。
皆さんがバガンへ行った際に床屋へ行きたくなったなら、この記事が役に立つことだろう。
【今回訪れたのはここ】
ニャウンウー市場の北東側の角っこ。
店名はずばり"Barber shop"と書いてあるが、おそらくミャンマー語のきちんとした名前があるはずである(ビルマ文字オンリーだったので読み取れなかった)。
レンタルの電動バイクで訪れたが、店の目の前に市場の駐輪場(といってもただの道端で、バイクを持っていくとどこからか出てくる係員に200Ksを渡す)があるので安心できた。
その駐輪場の係員に髪を切りたいことをジェスチャーで伝えると、親切にも店へその旨を伝えてくれた。
店外の椅子に座って順番を待つ。
なぜか隣のおじさんに日本語で名前を尋ねられたり、なぜか近所の子供たちが集まってきて興味津々に見物されるなどのイベントが発生したが、3人を20分ほど待つと、店員に肩をたたかれ椅子へ案内された。
店内には椅子が2つあり一度に2人を切れるようになっているが、そのうち店員の1人はバイクに乗ってどこかへ行ってしまった。
イカつい兄ちゃんに"Myanmar young style!"と伝えたところ、きちんと伝わりささっと切ってくれた。
10分もかからずに終わったと思う。
ミャンマーは日中が非常に暑い国である。
これくらい思い切った刈り上げ方をしなくては耐えられないものなのであろう。
値段は2000Ks(¥150程度)だった。
散髪した直後はイマイチかとも思ったが、そのうちに割と気に入る髪型となった。
技術について過度な期待をしてはいけないが、人前に出られないような髪型にはされないだろう。
まあ日本へ帰ってからがエラい寒かったが……。
ちなみにニャウンウー市場では(確か南東側に)もう一軒床屋を見かけ、また市場の南側の通り沿いには美容院があり、若い姉ちゃんが髪を切ってもらっているのを見た。
バガンのほかの場所では見かけなかったので、散髪するのであればニャウンウー市場へ向かうことをおすすめする。
【まとめ】
場所……ニャウンウー市場の北東側角っこ
値段……2000Ks(¥150程度)
言語……極めて簡単な英語であれば伝わると思う